著者よりメッセージ
私は29歳の時に独立して、何千人もの方々を見てきました。
そんな方々と向き合い、そして、自分と向き合ったから、この本ができあがりました。
歩くLOVEは「女性の自信と飛躍」を理念に、日々お客様と向き合っています。
人は病気になったり、からだに不調があったり、疲れたり、コンプレックスがあると行動に制限をかけ、気持ちもふさぎ込み気味になります。
これは、からだと心がリンクしているからです。
私のサロンへ来られる方は、何かしらのからだの悩みを持っています。
そしてからだが痛いと、同時に自信を無くされる方が多いと感じています。
実は、その中の一人に私がいます。
自分が体験したからこそ、この理念を掲げているのです。
私は、ずっとデブと無縁で生きてきました。ですが8年前からぶくぶくと太り、あっという間に12キロ増になり、一気にデブキャラです。太ったのには原因があります。
それは、「子宮頸癌」になり子宮を失ったことです。
女性しか持っていない臓器がなくなるということが、とってもとってもショックで。それよりも、女性として生きていけないのではと「自信」をなくしてしまい、そのストレスによる暴飲暴食。そして気がつけばデブ!女性の臓器を失い、そしてデブになったという2つの負い目を抱えてしまったのです。
その自信を取り戻すために、一から整体のことを学びなおしていくと、歩くということに行き着きました。
正しい歩き方に変え、日常生活を少しだけ見直していく中で、痩せはじめました。
歩くという行為は、誰しも行なっている行動です。その行動をちょっとだけ改善したら、デブも解消できたのです。
すると、自分に自信がもてるようになりました。
自分が体験したからこそ、からだと心のつながりを大切にするようになりました。
からだが元気でなければ、美しくもなれません。
病気を経験したからこそ、美容整体師として一からスタートして、この理念ができあがったのです。
からだの不調やコンプレックスの陰に隠れないでください。
人には必ず日の当たる場所が平等に与えられています。その場所に行くのにからだの不調やコンプレックスが邪魔をしているのであれば、勇気をだしてそのコンプレックスを克服してほしいです。
一歩踏み出すことで、自分の日の当たる場所をみつけてほしいのです。その場所は必ずあります。そのためには、基礎基本と土台が重要になってきます。
土台を固めれば、歪むことはありません。そして、一本の軸ができあがります。健康になり、美しくなり、リバウンドもしなくなります。
それが自信へとつながっていくのです。
自分に自信がもてるようになれば、必ず日の当たる場所がみつかります。
この本では歩き方や下半身デブのことを書いてますが、一人でも多くの方に、歩き方を変えることをひとつのきっかけにしてほしいです。
歩くことが人生に一歩ずつ影響していき、健康がつくられ、美がつくられ、自分ができあがっていくのです。歩くことで足を動かします。歩くことは運を動かすのです。動かなければ何もはじまりません。動いて足を運ばなければ、ご縁もできません。
一歩一歩歩くことで、自分を確立させていくのです。せっかく生きていくのなら、楽しく過ごしたくないですか?
だから私は一人でも多くの方に、歩くことで、美しく運動をして豊かな人生を送っていただきたいと願っています。
女性の自信と飛躍は、まず歩く一歩からです。
歩くLOVE代表 横山摩弥